完成猶予と更新
ここだけ読めば
時効の進行は、一定の事由で止まったり(完成猶予)、ゼロに戻ったり(更新)します。 完成猶予 (時計の一時停止)の主な事由: 裁判上の請求 (申立時から猶予。
完成猶予(時計の一時停止)の主な事由:
- 裁判上の請求(申立時から猶予。確定判決を得て初めて更新)
- 仮差押え・仮処分(その間と終了後6か月は猶予)
- 催告(催告の時から6か月間は猶予のみ。更新は生じない)
更新(時計のゼロリセット)の主な事由:
- 確定判決等(裁判上の請求で確定判決を得た時)
- 承認(債務者が借金の存在を認めた時。口頭でも有効、裁判不要、即時更新)
催告は完成猶予のみ、更新ではないという点が最頻出の論点です。
この論点でよく問われること
過去問の出題パターンを一問一答にしたものです。○×で答えてから解説を読んでください。
Q. 債権者が裁判上の請求をした場合、その申立ての時点で直ちに時効が更新され、そこから新たに時効期間が進行する。これは正しい?
A. 誤りです。×。裁判上の請求は申立時から時効の完成が猶予されるにとどまり、確定判決等を得て初めて更新(ゼロリセット)が生じる。申立ての時点で直ちに更新されるわけではない。
Q. 催告をした場合、その時から6か月間は時効の完成が猶予されるとともに、時効がリセットされて新たな期間が進行し始める。これは正しい?
A. 誤りです。催告は完成猶予の効果のみで時効の更新(リセット)は生じない。催告後に新たな時効期間が始まるわけではない。
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完成猶予と更新は、読んで分かることと、本番で点になることが別です。点にするための材料はこちらにまとめてあります。
- 本試験と同じ四択 2問(どの肢がなぜ誤りかまで解説)
- 単元04の重要ポイント(試験で問われる形にまとめたもの)
- 単元04のひっかけ 2件(本試験がどう引っかけてくるか)
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