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落ちたあと、いつ受け直すか — 再受験と予約の取り方

簿記3級AIチューター/最終更新 2026-08-24 登録不要で読めます

簿記3級のネット試験(CBT)に、受験回数の制限はありません。 落ちた翌日に受け直すこともできます。ペーパー試験のように「次は4か月後」と待つ必要はありません。

ただし、受験料は毎回かかります(3,300円+申込方式によって事務手数料550円)。回数で押し切るとお金が減るだけなので、いつ受け直すかは得点で決めます。

まず確認する — 受け直しの条件

受験回数の制限ありません(何回でも受けられます)
次に受けられるまでの待機期間ありません(翌日でも受けられます)
受験料毎回かかります(3,300円)
事務手数料インターネット申込方式は550円。会場問い合わせ方式では不要な会場もあります
受けられない期間年に4回、施行を休止する期間があります(下記)

2026年度の施行休止期間

ネット試験には、統一試験(ペーパー試験)の前後などに施行を休止する期間があります。2026年度はこの4区間です。

この期間は予約そのものができません。 落ちた直後がこの期間に重なると、10日ほど空きます。逆に言えば、それ以外はほぼいつでも受けられます。

2027年度の日程は公表され次第このページを更新します。

得点別 — 次はいつ受けるか

すぐ受け直すのが正しい人と、少し空けたほうがいい人がいます。分かれ目はスコアレポートの点数です。

得点次の受験までの目安何をするか
65〜69点1〜2週間後実力は足りています。時間配分と第3問の詰めだけ。空けすぎるとかえって鈍ります
55〜64点3〜4週間後第2問・第3問の解き方の型が入っていません。決算整理・勘定記入・精算表を集中して回します
45〜54点1〜2か月後仕訳は取れていても、それ以外が組み上がっていません。単元を一通り戻します
44点以下2か月以上仕訳そのものが安定していません。範囲を広げず、仕訳を数で積む段階です

65点以上で落ちた人が、次を2か月後にするのはもったいないです。あと数点なので、記憶が鮮明なうちに時間配分だけ直して受け直すほうが早く終わります。

逆に、44点以下で1週間後に予約を入れるのはお金を捨てることになります。1週間で仕訳は固まりません。

第1問(仕訳15問)は45点あります。ここが完答できていれば、それだけで45点です。得点が44点以下だったということは、第1問が取れていないということなので、まず仕訳に戻ってください。

予約が取れないときの5つの手

人気の会場は、直近の枠が埋まっていることがよくあります。取れないときに試すことは決まっています。

1. 会場を広げる。 ネット試験は全国のテストセンターで実施されています。隣駅、隣の市まで範囲を広げると、たいてい空きが見つかります。1時間の移動で2週間早く受けられるなら、動く価値はあります。

2. 平日の日中を見る。 土日と平日の夜は埋まりやすく、平日の午前中は空いていることが多いです。有給を半日使う判断は、2週間待つより安く付くことがあります。

3. キャンセル待ちではなく、こまめに見る。 予約はキャンセルされることがあります。朝と夜に1回ずつ空き枠を確認すると、直前の空きを拾えます。

4. 申込方式を変える。 申込にはインターネット申込方式(140を超える会場・事務手数料550円)と会場問い合わせ方式(120を超える会場・手数料が不要な会場もある)の2つがあり、扱っている会場が違います。 片方で埋まっていても、もう片方に空きがあることがあります。両方見てください。

5. 休止期間を確認する。 そもそも施行休止期間に当たっていて枠が出ていない、ということがあります。上の4区間を先に確認してください。

受け直す前に、必ずやること

受験直後のメモを見返してください。 計算用紙は回収されて手元に残らないので、会場を出てすぐ書いたメモが唯一の手がかりです。まだ書いていないなら、思い出せるうちに書いてください。

そのうえで、次の3つを切り分けます。

① 時間が足りなかったのか。 最後まで届かなかったなら、実力ではなく配分の問題です。第1問に何分かけたかを思い出してください。第1問に25分以上かけていたら、それが原因です。

② 解き方を知らなかったのか。 第2問の勘定記入や補助簿で手が止まったなら、知識ではなく型が入っていません。この分野は、知っていれば数分で解けて、知らなければ何分あっても解けません。

③ そもそも分からなかったのか。 仕訳が切れなかったなら、単元に戻ります。

①なら1〜2週間後、②なら3〜4週間後、③なら2か月後。 これが目安です。

同じ問題は出ません

ネット試験は、受験するたびに問題が変わります。前回と同じ問題を期待して受け直しても意味がありません。

一方で、出る論点は毎回ほぼ同じです。第1問は仕訳15問、第2問は勘定記入か補助簿か伝票、第3問は決算整理と財務諸表。この枠組みは変わりません。だからこそ、前回どこで崩れたかを直せば、次はそこで崩れません。

よくある質問

Q. 落ちた翌日に受け直せますか。

A. 受け直せます。受験回数にも待機期間にも制限はありません。ただし受験料は毎回かかります。

Q. 何回も落ちると記録に残りますか。

A. 不合格の履歴が誰かに公開されることはありません。合格した事実だけがデジタル合格証として残ります。

Q. 予約はいつまでキャンセルできますか。

A. 会場と申込方式によって異なります。申込時に表示される規約を必ず確認してください。 直前のキャンセルでは受験料が戻らないのが一般的です。

Q. 統一試験(ペーパー試験)に切り替えたほうがよいですか。

A. 出題範囲も合格基準も同じなので、切り替える理由は「試験の受け方の相性」だけです。画面での入力に強い苦手意識があるならペーパー、早く何度も受けたいならネット試験です。ネット試験は年に何度でも受けられるのに対し、統一試験は年3回です。

Q. 2027年4月からの新しい出題範囲になる前に取り切ったほうがよいですか。

A. 受験日が2027年3月31日までなら旧範囲、2027年4月1日以降なら新範囲です。経過措置はありません。 手形が範囲から外れるなど負担が減る面もあるので、どちらが有利かは学習の進み具合によります。詳しくは2027年度改定のページを読んでください。

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